イングランド代表のファビオ・カペロ監督(65)が、電撃辞任した。8日に協会との会談で辞意を伝え、今夏の欧州選手権まで残っていた契約を協会と合意の上、打ち切った。人種差別発言で起訴されているDFジョン・テリー(31)が、自分への相談なしに協会から主将を解任されたことに反発。「公判終了まで主将を続けさせるべき」と訴えていたが、受け入れられず、強硬手段に出た形だ。

 協会は9日の会見で、今月29日のオランダとの親善試合は英国五輪代表のスチュアート・ピアース監督(49)が暫定的に指揮を執ると発表した。同監督はロンドン五輪でのMFデービッド・ベッカム(36)招集に前向きな態度を示しており、そのテストのためにオランダ戦で代表復帰させる可能性もありそうだ。

 正式な後任について、代表FWルーニー(マンチェスターU)は自身のツイッターで、「次の監督はイングランド人でないといけない。(トットナム監督の)レドナップが適任だ」と発言。英紙サンの調査では、42%の回答者が同氏を支持した。