<スペインリーグ:バルセロナ1-2Rマドリード>◇21日◇バルセロナ
首位レアル・マドリードが4シーズンぶりの優勝に大きく近づいた。2位バルセロナを下して、残り4試合で勝ち点7差とした。後半28分、MFクリスティアノ・ロナルド(27)が決勝弾。自身の持つシーズン最多記録を更新する今季42点目とし、チームも今季通算109得点でリーグ記録を塗り替えた。レアルが敵地でバルサに勝つのは07年以来。エースの活躍で勢いに乗り、次は25日の欧州チャンピオンズリーグ準決勝Bミュンヘン戦に臨む。
後半28分、C・ロナルドが宿敵バルサに引導を渡す一撃を決めた。MFエジルからのスルーパスを絶妙な飛び出しで受け、右に流れて右足を振り抜き、ネットを揺らした。わずか3分前に1-1に追いつかれたばかりで、相手ファンの大歓声が響いていた中、その熱気を一気に冷まし、主導権を取り戻した。
「大事な得点だったが、大事なのはチームの勝利。残り4試合で勝ち点差7は有利だ。満足している」。伝統の「クラシコ」で、エースの出来が勝負に直結した。さらに中盤の底のシャビアロンソがシャビを、ケディラがイニエスタをマンマークする形にし、バルサに本来のパス回しをさせなかった。これでクラブ記録を更新する今季アウェー14勝目(17戦)と、敵地で強いのも好材料だ。最近公式戦10度の対戦で1勝4分け5敗。昨季まで3連覇を許したバルサから、王座を奪い返す日がいよいよ近づいてきた。【山本孔一通信員】


