リオデジャネイロ五輪代表選考を兼ねた陸上の日本選手権が今日24日、愛知・パロマ瑞穂スタジアムで開幕する。

 最速女王、福島千里(27=北海道ハイテクAC)が、3大会連続五輪を引き寄せる。4月の織田記念国際100メートル決勝を右足ふくらはぎのけいれんで棄権。その後も2大会を欠場するなど不安の五輪イヤーの前半戦だったが、今月初めに欧州の大会に出場するなどその後は順調に調整し復調している。五輪参加標準記録を突破しており優勝すれば代表が決まる。「どんな条件でもどんなことでも味方に変えてベストを尽くしたい。まずはしっかりと代表に入る」と意欲を見せた。