<陸上:アジア選手権>◇2日目◇8日◇神戸ユニバー記念競技場

 女子100メートル決勝に臨んだ岡部奈緒(22=チームミズノアスレチック)が、「2トップ」不在の好機を逃した。スタートで出遅れながら中盤以降に追い上げて11秒79。自己ベストから0秒17遅れで4位に終わった。

 狙っていた表彰台に届かず「20メートルから中間までドタバタした。そこが習得できたら、後半は不安がないのに~」と苦笑い。6月の日本選手権で優勝した福島千里(北海道ハイテクAC)が200メートルに専念するためエントリーせず、同選手権2位の市川華菜(中京大)も左太もも痛で棄権した。優勝すれば世界選手権出場の切符も手にしていただけに「普通に走ればいけたのに、悔しいですね」と悔やんでいた。