京都マラソン実行委員会は29日、来年2月16日開催予定の「京都マラソン2014」で、宗教者が走る駅伝の同時開催を正式に決定した。京都市によると、宗教者による駅伝は日本初。

 東日本大震災の復興支援事業や世界平和への寄与を目的に、仏教や神道、キリスト教など宗教の異なる4人が一組となり、マラソンと同時刻、同じコースでたすきをつなぐ。

 主催は日本宗教連盟など計14団体からなるInterFaith日本実行委員会。同委員会とInterFaith事務局(ルクセンブルク)が国内外から推薦した10チーム40人が参加する。

 京都市によると、宗教者による駅伝はこれまでルクセンブルクやオランダ・アムステルダムなどで開催された。