今季限りでの現役引退を表明していたレバンガ北海道・桜井良太(41)が、ラストゲームで3点シュートを決めた。A東京戦に、今季9度目の先発出場。試合には敗れたが、3得点をマークした。通算857試合を戦い抜いた「北の鉄人」が惜しまれながらユニホームを脱いだ。チームは17勝43敗、東地区7位で全日程を終了した。

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桜井一問一答

--最後の試合を終えて心境は

「すっきりしていますね。明日から(古傷を抱える)足を休められるかなっていうのもありますし、これ以上にない引退を迎えられたかなと思ったので、すっきりしています」

--第1Qゴールにドライブした

「フリーになったんですけど、前、がら空きだったんですよ。昔だったらあのステップでバッと行けるはずだったんですけど、久々にあの感じだったので、分からなくなっちゃって。セレモニーの時に昔の映像見たら『あの距離余裕だったな昔は』って思って、あぁ引退だなと思いましたね」

--胴上げでは11回宙を舞った

「3、4回くらいが切り良く盛り上がって終われる回数だなって舞いながら思ってましたね。でも、胴上げされることって人生で誰もがあることではないと思うので、いい経験させてもらいました」

--引退後のキャリアで挑戦したいことは

「折茂さんと僕が引退して、レバンガとしての第1章みたいなものが終わったと思うので、これからまたレバンガがBリーグプレミアに参入して、将来的に優勝を狙っていくようなチームになれば、何かしらレバンガに関わっていけることをしたいなと思っています」