バレーボール男子で日本代表主将を務める石川祐希(28)が、女子代表で妹の石川真佑(23)にねぎらいの言葉を送った。

3日、所属するイタリア1部リーグ・ミラノでの全日程を終えて羽田空港に帰国し、囲み取材に応じた。同じくイタリアリーグに活躍の場を移し、フィレンツェでの最初のシーズンを終えた妹は、プレーオフ進出を逃したもののチーム2位の341得点を挙げるなど活躍。「大変なこともあったとは思うけど頑張ってやっていたと思うし、しっかり得点を挙げていたことは評価できる。試合に出続けたことは素晴らしいこと」と思いやった。

まだパリ五輪出場権を手にしていない女子代表は、切符獲得のために5月から始まる国際大会ネーションズリーグ(VNL)で世界ランキングのためのポイントを取得していく必要がある。石川は「これから彼女がイタリアか別の国か日本に残るかはわからないけど、彼女らしいバレーボールを今後もやっていければいい」とエールを送っていた。【勝部晃多】