来年の世界陸上選手権(北京)の代表選考会を兼ねた福岡国際マラソン(12月7日・平和台陸上競技場発着)の大会事務局は27日、国内招待選手として、昨年の世界選手権5位の中本健太郎(安川電機)や、昨年優勝のマーティン・マサシ(スズキ浜松AC)ら11人がエントリーしたと発表した。

 海外からは、2時間3分38秒の自己記録を持つパトリック・マカウ(ケニア)ら8人が招待された。記者発表に出席した日本陸連の酒井勝充強化副委員長は、日本人選手に対し「どこまで食いついて、世界の強豪選手とレースできるかというところを見ていきたい」と話した。福岡国際や来年の東京、びわこ毎日の日本人3位以内と、別府大分毎日の日本人1位は世界選手権の代表選考対象となる。