首位からツアー初優勝を狙った青木瀬令奈(23=三和シヤッター工業)は3バーディー、7ボギー、1ダブルボギーので78と崩れ、通算1アンダー、215で14位となった。

 1番パー3でティーショットをグリーン左の池に入れ、いきなりのダブルボギー。「普段応援に来られない方とかも来てくれて、そういう気持ちがショットに出てしまって、気持ちが前に出すぎた結果、朝イチの池になってしまいました」。ショックを引きずったかのように2、3番でもボギーをたたき、一気に優勝争いから後退した。

 昨年大会も首位発進しながら結果は7位。昨年11月の伊藤園レディースでは賞金女王イ・ボミ(27=延田グループ、韓国)に敗れて2位となり、涙を流した。6月のサントリー・レディースでも2位。「去年初めてシードを取って、何度か2位があって、今日は勝ちたいって気持ちが強すぎました。やっぱり、1番のダブルボギーが全てです」と繰り返し、悔しさをあらわにした。