世界ランク4位の松山英樹(25=LEXUS)が、敗れてなお強さを印象づけた。首位に10打差から出て、マスターズ自己最多となる7バーディーを奪い、この日ベストタイ67をマーク。通算1アンダーの287で11位となって来年のマスターズ出場権を確保し「絶対に勝てるという自信はある」とリベンジを誓った。セルヒオ・ガルシア(37=スペイン)が通算9アンダーで並んだジャスティン・ローズ(英国)とのプレーオフを制し、74度目のメジャーで初優勝を果たした。

 松山は、今年優勝したガルシアからグリーンジャケットを着せてもらう来年の自分を描けていたに違いない。「パットのレベルを上げて、去年の年末くらいのパットができれば、絶対に勝てるという自信はあるので、その状態が来年はここで来るように、しっかりと練習したいなと思います」。力強く言い切った。