<米男子ゴルフ:AT&Tナショナル>◇3日目◇2日◇米ペンシルベニア州ニュータウン・スクエア、アロニミンクGC(パー70)

 米ツアーで戦う今田竜二が技術の高さを示した。パー5の16番、ピンまで約20メートルのラフからの3打目。日本であまり見られない、山なりの短いロブショットで3メートルに寄せ、観衆を沸かせた。バーディーは逃したが、難しい下りの硬いグリーン上に見事に止めた。「転がしては駄目。ああいうソフトなショットでないと」と事もなげに話した。

 3日目で初の60台をマーク。だが、上位との差は縮まらず「どんどんバーディーを取っていかないと。1アンダーは納得いくスコアではない」と不満顔だった。