第86回箱根駅伝に出場する明大は1~4区まで実力者をそろえ、往路優勝を十分狙える。前回は43年ぶりにシード権を獲得した古豪だが、総合優勝となれば61年ぶり。問題は、相次ぐ故障などで出雲、全日本の両駅伝を欠場したエース松本昴大(4年)の回復具合だ。区間エントリーでは補欠に回り、西監督は「だいぶ戻ってきた。(出場の可能性は)半々ですね」と慎重に話した。