体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権は、今日29日に日本武道館で行われる。

 世界選手権代表候補1番手の七戸龍(九州電力)は、過去8強が最高と苦戦が続く。今回も順当なら準決勝で5連覇中の西潟とあいまみえる。「技に対しての反応が早い」とこれまでまともに投げられていないが、「胸を張って世界選手権に出たい」と天敵からの「6度目の正直」を期す。王子谷は05年の鈴木桂治以来10年ぶりの連覇に挑む。「昨年の優勝が成長につながった。感謝の気持ちで臨みたい」と述べた。