日本障がい者スポーツ協会が26日、都内で創立50周年記念式典、祝賀会を開催した。

 下村博文文科相、20年東京五輪・パラリンピック組織委員会森喜朗会長、日本オリンピック委員会(JOC)竹田恒和会長ら約300人が来場する中、同協会の鳥原光憲会長があいさつ。「20年大会では、満員の観客と日本人選手の活躍がみたい」と話した。

 式典では障がい者スポーツのさらなる発展を目指して「コミュニケーションマーク」も発表された。火の鳥の羽をモチーフに、アスリートの心の中にある燃える炎をイメージしたデザイン。発表に同席した陸上短距離の高桑早生(23=エイベックス)は「シンプルで力強い」と話し、競泳の木村敬一(24=東京ガス)は「私たちには、このマークに込められたメッセージを体現する使命がある」と決意を口にしていた。