女子シングルス1回戦で、世界ランク8位の福原愛(26=ANA)が同36位の陳思羽(21=台湾)を4-1で下し、27日の2回戦へ進出した。

 第3ゲームこそ奪われたものの危なげない戦いぶりで、格下の相手を退けた。「初めはすごく硬さがあるプレーをしていたけど、明日につながる試合をしようと、いろんなものを試しながらプレーした」と福原。昨年暮れから苦しんだ腰痛も回復、今月7日終了のオーストラリア・オープンでは2年ぶりにワールドツアー優勝を果たし、調子も上がっている。今は来年のリオデジャネイロ五輪出場へ向けても、大事な時期。今大会2年ぶり2度目の優勝へ「1試合ずつ集中したい」と話した。