バレーボール女子の日本代表で主将を務める木村沙織(29=東レ)が、元バレー選手の日高裕次郎氏(28)と結婚の準備を進めていることが14日、関係者への取材で分かった。既に同居しており、互いの知人を自宅に招くなどして結婚も近いとみられている。

 日高氏は木村と同学年で、身長は木村より3センチ高い188センチ。鹿児島商、日体大を経て、プレミアリーグ男子のNEC(後に廃部)でプレーした。その後はビーチバレーでも活動し、12年7月にはロンドン五輪代表決定戦で敗れて惜しくも代表を逃した。14年8月にはプレミアの強豪パナソニックに加入したが、今年退団している。

 サオリンの愛称で親しまれる木村は、今月閉幕したリオデジャネイロ五輪の予選を兼ねたW杯で5位に終わり、リオデジャネイロ五輪の出場権獲得は来年の世界最終予選兼アジア予選に持ち越しとなっている。

 ◆木村沙織(きむら・さおり)1986年(昭61)8月19日、東京都出身。成徳学園(現下北沢成徳)高2年の03年春高で優勝し、同年初の日本代表入り。五輪は04年アテネ、08年北京、銅メダルを獲得した12年ロンドンと3大会連続代表。13年から代表主将を務める。185センチ、65キロ。