西南学院大が九州勢初の代表校決定戦で2TDを奪う健闘を見せた。

 3-21で迎えた第3クオーター8分53秒。ゴールまで37ヤード地点からの攻撃で、QB原口良太(4年)のパスを受けたWR岩永悠暉(3年)が右サイドを駆け抜けTD。10-21と追い上げると、バックスタンドは大盛り上がりになった。

 終盤は立命大の底力に屈して敗戦。それでも部員62人で奮闘し、立命大・米倉監督に「うちとあれだけ部員の違いがあって(攻撃と守備の)両方出ている選手がいる。西南さんの頑張りに敬意を表したい」と言わしめた。西南学院大の桑原監督は「いつも通りの雰囲気でやれていた。(TDを)3本取りたかったけれど、得点できたのは良かった。来年以降は『目指せ甲子園ボウル』しか無くなった」とさらなる成長を誓った。