ロンドン五輪金メダリストで女子57キロ級の松本薫(ベネシード)、同52キロ級の志々目愛(帝京大)が優勝した。

 昨年の世界選手権覇者の松本は決勝でフランス選手を抑え込んで一本勝ち。志々目は決勝でロンドン五輪3位のプリシラ・ニェト(フランス)に優勢勝ちした。

 男子66キロ級の高市賢悟(東海大)は準決勝で昨年の世界選手権3位のゴラン・ポラック(イスラエル)に負け、3位決定戦も敗れた。

 リオデジャネイロ五輪の日本代表候補にとって、4月の代表決定前で最後の国際大会となる。