世界6位で日本のエースの錦織圭(26=日清食品)が、打倒マリーで日本に勝利を導く。日本は西岡、内山組がダブルスで敗れ、通算1勝2敗となり、6日最終日のシングルス2試合で全勝するしか勝つ道がなくなった。最終日第1試合で錦織は同2位のA・マリーと対戦する予定。第1日はA・マリーと錦織がともにシングルスで勝ち、1勝1敗だった。
エースに日本のすべてを託す。錦織が最終日第1試合でマリーに勝てば、通算2勝2敗となり、両国のNO・2同士の最終試合に勝敗がかかる。日本のダニエル、西岡ともに、英国のエバンズより世界ランクでは上位。勝機が十分に見えてくる計算だ。そのために、錦織はダブルスに出場させず温存した。
第1日には錦織がエースの貫禄で、英国の2番手に実力の差を見せつけた。「100位以下の選手なので、当然と言えば当然。ベストではないが、いいプレーができた」。13年全米1回戦でまさかの敗戦を喫した相手だが、それから2年半。差は大きく広がった。
13年全米1回戦負けの直後のデ杯で2連勝。立ち直りのきっかけとなった。14年の2月のデ杯で2連勝し、直後のメンフィスで大会連覇。全米準優勝など、躍進の14年につなげた。「デ杯はいつも自分を成長させてくれる。特に今回はマリーもいて、自分を試すいい場所」と話す。
世界王者英国に、日本は、少なくとも錦織の2勝は不可欠だ。マリーとのエース対決に向け「NO・1として何回も経験を積んだ。プレッシャーだったり緊張はない」。頼もしい日本のエースが、打倒英国の扉をこじ開ける。【吉松忠弘】
◆WOWOW放送予定 6日午後9時55分~、WOWOWライブ。生中継。放送時間変更の場合あり。


