リオデジャネイロ五輪柔道日本代表選手が3日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターにて強化合宿を行い、公開した。

 男子90キロ級代表で15年世界選手権銅メダルのベイカー茉秋(21=東海大)は軽めの調整を行った。

 前日の練習の乱取り時に左肩を脱臼しかけたためで、今年に入って3回同じ場所を亜脱臼。「昨年6月から違和感を覚えていたが、2月に1回、3月に2回脱臼した」と説明した。

 稽古量にやや不安はあるというものの、「外れない練習方法がわかってきたので肩の調子はいい。インナー(マッスル)を鍛えると外れにくくなると教わったのでやっている」と回復を強調した。