国際卓球連盟(ITTF)は1日、今年の年間表彰の候補選手を発表した。男女各4人の最優秀選手賞候補に、女子では、リオデジャネイロ五輪の団体で史上最年少の銅メダルを獲得した16歳の伊藤美誠(スターツ)と、10月に日本勢で初めてW杯のシングルスを制した16歳の平野美宇(エリートアカデミー)がノミネートされた。その他の候補はリオ五輪でシングルスと団体で金メダル獲得の丁寧(中国)と、リオ五輪シングルスで石川佳純、福原愛らを破って銅メダルを獲得したキム・ソンイ(北朝鮮)。

 男子ではリオ五輪の団体銀、シングルス銅の水谷隼(27=ビーコン・ラボ)が入った。その他には、リオ五輪シングルス、団体金メダル獲得の馬龍(中国)、W杯シングルス王者の樊振東(中国)、リオ五輪でアフリカ勢初の8強進出のアルナ・カドッリ(ナイジェリア)が名を連ねた。

 年間表彰式は、12月8日にドーハで開催される。