日本人初の2連覇を目指す本田真凜(15=大阪・関大中)が女子SPで、自己新の68・35点をマークし2位発進した。大会前に米国へ渡り特訓したステップで最高評価のレベル4を得た。昨年と同じSP2位スタートに吉兆を予感した。

 ◆16年世界ジュニア選手権(ハンガリー・デブレツェン) 初出場の本田はSPで66・11点の2位に食い込むと、フリーは1位の126・87点を記録し、合計192・98点で優勝。「目標にもしていなかった順位を取れたのでビックリ」と目を丸くした。3位は当時ジュニアの樋口新葉、4位は白岩優奈。15年ジュニアGPファイナル優勝のツルスカヤ(ロシア)はSP直前に棄権し、フリー直前にはSP1位だったフェディチキナ(ロシア)が棄権した。