男子テニスで、今季から国別対抗戦デビス杯代表監督に就任した岩渕聡氏(41)が25日、都内で会見を開き、日本男子初の世界ベスト4入りを目標に掲げた。「これまでは8強が最高。錦織がいる今、まず4強に入りたい」。

 それには、エースで世界7位の錦織圭(27)の出場は欠かせない。錦織は、2月の世界グループ1回戦を過密日程を理由に欠場した。岩渕新監督は3月末に直接電話で話し「一緒にやっていく」と、参戦に前向きな返事を得たという。新監督の初指揮は、9月のデ杯世界グループ・プレーオフ、ブラジル戦となる。