24、25日に行われた競泳のコナミオープンで、ミズノが新型水着の試作品を投入し、デサントは2月発売の新水着を用意した。英スピード社の「高速水着」レーザー・レーサー(LZR)が注目を浴びた北京五輪などで、開発が遅れて煮え湯を飲まされた格好の国内両社は巻き返しに必死だ。
ミズノはLZRのように表面にパネルを付けたタイプなど数種類を、北京五輪代表の星奈津美(スウィン大教)らに提供した。各選手は予選と決勝で違う水着を試すなど、感触を確かめた。「試作品を着ていい結果が出れば、イメージも良くなる」と話したミズノ関係者を喜ばせたのは、男子背泳ぎの入江陵介(近大)だ。24日はLZRを着用したが、25日に上半身も覆うミズノの全身タイプを着て200メートルで1分54秒74の日本新を出した。
入江は「水着のことが騒がれるが、自分はやることをやるだけ」と評価を避けたものの、女子200メートルバタフライで自己記録を更新した星は「キックがしっかりと入れられる。いい印象」と話した。
水着の選択は成績に影響を与えかねない。世界選手権選考を兼ねた4月の日本選手権(浜松)に向けて、選手の多くは慎重に見極める姿勢だ。デサントの水着で泳いだ藤井拓郎(コナミ)は「機能的にすごく良かった」と満足感を示しつつも「いろいろ試して、最終的には自分が好きな水着を着る」と話した。(共同)



