ユニバーシアード(7月1日開幕、セルビア・ベオグラード)の競泳、卓球日本代表が28日、成田空港を出発した。日本選手団の旗手を務める競泳の入江陵介(19=近大)は「今は順調。逆に調子が上がってきすぎているぐらい。しっかりとベオグラードからローマにつなげたい」と、ユニバーシアードからの連戦となる、世界選手権(7月26日開幕、ローマ)を見据えていた。

 前日27日には、都内のナショナルトレーニングセンターで、卓球ホープスナショナルチーム合宿に参加している、小学3年生の「天才卓球少女」平野美宇(9)と、卓球で交流を深めたことも明かした。「風呂場の前の卓球台で卓球をしていたら、一緒にやりたそうにしていたので。めちゃくちゃ強かった」と、歯が立たなかったことを苦笑いで振り返った。

 また日本選手団の主将を務める卓球の水谷隼(20=明大)は「これまで主将をやったことがなかったので、3週間ほど前に初めて聞かされた時はビックリした。ただ、主将になったので言動にも注意したい」と、周囲の模範となることを目標に掲げた。