アジア大会(11月、中国・広州)で正式種目に採用された囲碁で、選手派遣のため設立された全日本囲碁連合の大竹英雄会長(日本棋院理事長)が9日、東京都内で記者会見し「金メダルを取るつもりで、プロのタイトル保持者や賞金ランキング上位者を派遣したい」と意欲を示した。

 同連合は男子6人、女子4人の派遣を日本オリンピック委員会(JOC)に申請しており、今後は山下敬吾天元や梅沢由香里前女流棋聖らに呼び掛けて代表候補を絞りこむ。選考会などは行わない予定。

 アジア大会で囲碁はチェスの1種目として実施され、男女の団体と男女で交互に打つ混合がある。