全日本スキー連盟のジャンプ部は24日、札幌市内でコーチ会議を開き、斉藤智治ジャンプ部長がヘッドコーチを兼ね、北野建設の横川朝治氏がチーフコーチを務める2010~11年シーズンの指導体制を固めた。

 05年7月からヘッドコーチを務めてバンクーバー冬季五輪後に退任したフィンランド出身のカリ・ユリアンティラ氏に代わる外国人指導者の人選が難航。日本チームの活動に専念できる日本人コーチもみつからないため、1998年長野五輪シーズンなどにノルディック複合のヘッドコーチを務めた斉藤部長が兼任する異例の人事となった。