<W杯スキー:ジャンプ>◇個人第9戦◇1日◇ドイツ・ガルミッシュパルテンキルヘン(HS140メートル、K点125メートル)

 条件が荒れた試合を制したのは、バンクーバー五輪金メダリストのアマンだった。中断を挟み集中力を保つのが難しい状況での勝利に「ラッキーだったが、本当にうれしい」と笑顔で話した。

 ジャンプ週間第1戦で圧勝したモルゲンシュテルン(オーストリア)が14位に沈む中、落ち着いて飛距離を伸ばした。五輪など数々の個人タイトルを手にした中、欠けている伝統の大会の総合優勝に向け「後半戦が楽しみだ」と意気込んだ。