<体操:豊田国際競技会>◇最終日◇11日◇愛知・豊田市総合体育館

 田中3きょうだいは明暗が分かれた。平行棒で兄の和仁を抑えて優勝した佑典は「久しぶりに勝たせてもらった」と満足そう。和仁は「着地も決められたので良かった」と、2位にも納得の様子だった。

 女子の床運動に出場した理恵は最下位。兄と弟の活躍に続けなかった。着地が決まらず、終末技も失敗して同じ技の繰り返しに。「してはいけないミスをしてしまった」と結果を反省しつつ「最後まで笑顔でできたのは良かった」と話した。