<体操:豊田国際競技会>◇最終日◇11日◇愛知・豊田市総合体育館

 世界選手権代表の田中理恵(24=日体大大学院)が、院生最後の試合を最下位で終えた。床運動で、ラインオーバーや最後の着地で両手をつくなど、ミスが続出。11・625点で6人中最下位に沈んだ。しかし、「最後まで笑顔でできたのは良かった」。

 来年3月に大学院を修了予定。現在は、修士論文と格闘中で、「いっぱい難しい本を読まないといけないので頭が痛い」。大学院修了後は、五輪終了までは、日体大に何かしらの形で残る予定だ。