<ラグビー:関東大学春季大会・早大95-0関東学院大>◇30日◇東京・早大グラウンド

 早大の上田竜太郎主将は「借りを返せた。スクラムも思い通りに組めた」と納得の表情だ。関東学院大には昨季大学選手権2回戦で敗れており、シーズンにピリオドを打たれていた。01年度から6年連続で大学選手権決勝で対戦するなど、過去13回対戦して7勝6敗と互角。最大差勝利は05年度大学選手権決勝の36点差(41-5)だったが、それも大きく更新した。

 完封勝利は最初から狙っていたそうで、「攻められても、絶対にトライは許しちゃいけない」と、その思いが最後まで集中力をつないだという。5月13日には定期戦の明大戦がある。“永遠のライバル”との対戦を前に、自信を深めた上田は「FWで圧倒したい」と意気込んでいた。