日本水連は8日、千葉県内で常務理事会を開き、五輪代表8選手が来月行う競泳の高地合宿を予定通り実施すると発表した。先月30日に米アリゾナ州フラッグスタッフ(標高2100メートル)での合宿中に、北島のライバルだったアレクサンドル・ダーレオーエンさんが急死する事故を受けて協議したもの。選手側からの強い要望もあり、泉専務理事は「万全の状態を取った上で、計画通り実施しようという結論を出しました」と話した。水連側は、選手とその家族に参加意思を確認した上で、低酸素状態での心電図、心エコー検査など入念な健康診断を行い、合宿には医師も帯同させる。