2020年夏季五輪開催を目指す東京招致委員会の竹田恒和理事長は22日、国際オリンピック委員会(IOC)による23日の第1次選考を前に「感触は悪くない。良い評価を得て次のステップに行くことが重要」と心境を語った。東京はトップ通過した前回の16年五輪招致と同様に高評価が見込まれ、最終選考へ進むことが確実となっている。

 ただ東京に対しては東日本大震災の影響を懸念する声もあり、竹田理事長は「日本の地震対策などを説明している。現状を知っていただくことが大事」と述べた。

 20年招致は東京など5都市が争っている。