<競泳:ジャパンオープン>◇最終日◇27日◇東京・辰巳国際水泳場

 男子200メートル個人メドレーを制した17歳の萩野公介(御幸ケ原SS)は最後の自由形で同じロンドン五輪代表の高桑(自衛隊)を引き離したが、表情は晴れなかった。

 得意の背泳ぎでいつもの伸びが見られず、前半でわずかなリードしか奪えなかった点が不満そう。100メートルの通過タイム自体は55秒50とまずまずだったが「背泳ぎが致命的。前半はもっと速く入りたかったので悔しい」と反省の弁を並べた。