日本オリンピック委員会(JOC)の水野正人副会長は21日、2020年五輪で除外危機にあるレスリングについて、08年北京五輪後に国際オリンピック委員会(IOC)プログラム委員会がまとめた報告書で既に評価が低かったことを明らかにした。

 同副会長は「メダル獲得の国に偏りがあることや、人気が落ちていることが書かれていた。除外の候補になっていた」と語り、「IOCは競争原理を働かせることで、競技を活性化しようとしている。国際レスリング連盟が十分なことをしなかったためにこうなった」と説明した。

 [2013年2月21日20時47分]日刊スポーツのオススメ