ソチ冬季五輪に出場する日本選手団の結団式が20日、秋篠宮ご夫妻をお迎えして東京都内のホテルで開かれ、夏季五輪も含め史上最年長の41歳で選手団主将を務めるノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)が「ソチに向けた熱い思いをチームジャパンとして集結し、一意専心、競技に挑む」と決意表明した。

 式典にはジャンプ女子で金メダルを期待される17歳の高梨沙羅(クラレ)らが出席。日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長から橋本聖子団長に手渡された団旗を、最後はカーリング女子で3度目の出場を決めたママさん選手で旗手の小笠原歩(北海道銀行)が受け取った。

 大会は2月7日に開幕する。日本は金メダル5個を含む10個のメダルを獲得し、過去最高の成績だった1998年長野五輪を上回る成績を目指す。