2018年平昌冬季五輪に関し、国際オリンピック委員会(IOC)のリンドベリ調整委員長は19日、全競技を韓国国内で実施する計画を受け入れたと明らかにし「会場変更で議論の余地はもうない。IOCから要望はしない」と話した。

 建設コスト削減や大会後の利用を考慮し、日本を含めた他国の既存施設を利用する分散開催が取りざたされていた。同調整委員長は、財政難などによる準備の遅れを挙げ「時間的に厳しく高速化が必要」と指摘した。