<バレーボール:ワールドリーグ浜松大会>◇2日目◇19日◇浜松アリーナ

 日本はフルセットに持ち込む粘りを見せたが、約3年ぶりのロシア戦勝利はならなかった。植田監督はサーブや守備面の改善を評価しつつも、2連敗に「得るものもあったが、勝ちきれなかった」と満足する様子はなかった。

 石島が攻守にわたる活躍でチームを引っ張った。1得点に終わった18日のキューバ戦から一転、この日はスパイクが決まってチーム最多の17点をマーク。守備でも安定したレシーブを見せた。

 20日の相手は6月のロンドン五輪最終予選でもぶつかるセルビア。石島は「攻める気持ちを忘れず、それを行動に移さないと自分がいる意味がない」と気合十分に話した。