競泳の世界選手権(7月26日開幕、ローマ)男子背泳ぎ代表の入江陵介(19=近大)に、世界記録33回更新という、とてつもない目標が課せられた?

 日本水連は25日、都内で競泳日本代表の愛称が「トビウオジャパン」に決定したと発表した。「フジヤマのトビオウ」と呼ばれた同連盟の古橋広之進名誉会長にちなんだ愛称で、代表の上野監督は「入江選手には(男子自由形で)世界記録を33回更新した古橋名誉会長を超えるぐらいの活躍を」と話すと、同席した入江は「まずは7月(=世界選手権)に1つ目を」と応じた。

 5月の日豪対抗で出した200メートルの記録が世界記録とは公認されず、日本記録と公認されたことについては「おかしい。(逆転現象を)早く解決したい」と、世界選手権での世界新樹立を誓っていた。