柔道男子60キロ級で五輪3連覇の実績を持つ野村忠宏(34=ミキハウス)に、厳しい警告が突きつけられた。野村は10月10日のW杯バクー大会(アゼルバイジャン)で約1年6カ月ぶりに復帰したが、まさかの初戦敗退。その結果を受け、世界ジュニア選手権(パリ)から帰国した吉村強化委員長が27日、成田空港で「11月の講道館杯でまた1回戦負けするようなら、グランドスラム(12月、東京)出場は赤信号」との見解を示した。五輪と世界選手権に次ぐ大会で、出場を逃せば他の選手に実績で差をつけられることになる。
一方、男子代表の篠原監督は、相手に手で脚を取られてのW杯初戦敗退は「ルールの影響もある」と話した。「脚取り技2回で反則負け」の新ルールが適用される講道館杯で、野村が本来の力を発揮することを期待していた。



