陸上男子ハンマー投げで04年アテネ五輪金メダリストの室伏広治(35=ミズノ)がアジア大会(11月、中国・広州)の日本代表入りを辞退した。日本陸上競技連盟は16日、同大会の日本代表を発表。室伏は日本選手権で16連覇を達成し、代表選出の資格はあった。だが持病の腰痛があり、11月まで今季を戦うことによる来季以降の影響を懸念して代表辞退を同連盟に申し入れ、認められた。同時に強化指定選手の最高位、S指定の責任を果たせないことから、S指定辞退の伺いも出したが、同連盟の協議の結果、指定継続が確認された。高野進強化委員長は「誰もが辞退できるわけではない。彼には体の事情があるし、五輪に向けての熱意もある。日本の宝ですから」と理解を示した。