◆ヨッヘン・リント(オーストリア)
1970年9月のF1イタリアGP予選でクラッシュし、死亡。シーズン5勝を挙げており、死亡のまま総合王座を獲得した。
◆ニキ・ラウダ
76年8月のF1ドイツGPでクラッシュし、火だるまになって全身大やけどをおった。数日間、生死のふちをさまよったが奇跡的に生き返った。
◆ジル・ビルヌーブ(カナダ)
82年5月のF1ベルギーGP予選中に、スロー走行中の他車に接触し、マシンが大破して死亡。
◆アレサンドロ・ナニーニ(イタリア)
F1のベネトン所属で、日本GP直前の90年10月に、イタリア・シエナ郊外の別荘地で、自家用ヘリの着陸に失敗し、墜落。その事故で右腕を切断。腕の縫合手術も受けたが、F1復帰はかなわず。
◆アイルトン・セナ(ブラジル)
94年5月のサンマリノGP決勝で、タンブレロコーナーをコースアウトしてコンクリートの壁に激突、前頭部の損傷により死亡。3度の総合優勝を達成した第一人者の死亡事故に世界が衝撃を受けた。