4季ぶりにAリーグ復帰した大体大が、開幕戦で勝利を逃した。伝統の強力FWから1トライを奪い、前半を5-20で折り返した。

後半開始すぐにモールを押し込んで12-20と食らいついたが、見せ場はそこまで。その後は守備の乱れもあり、関学大のバックスを止められず徐々に差が開いた。

古豪復活への道は険しく、13年度から指揮を執る中谷誠監督は「ヘラクレスと呼ばれたうちのFWの強みを見せたかったが、なかなか敵陣に入れなかった。関学さんに、痛いところを突かれてしまった」と振り返った。

東海大仰星時代に高校日本一を経験したSO高未來(みらい)主将(4年)は「守備の時間が多くなってしまったが、通用する部分も多くありました。Aリーグの雰囲気にのまれてしまった」と話した。13年度以来、5季ぶりのAリーグでの白星を目指し、次節は10月14日に立命大と対戦(大阪・鶴見緑地)する。