駒大出身では33年ぶりの新十両となった大相撲の松谷(松ケ根)が25日、東京都内のホテルで昇進パーティーを開き、駒大の石井学長や玉ノ井親方(元大関栃東)ら約300人が出席した。

 母校から化粧まわしと紫色のまわしを贈呈された松谷は「しっかり当たって前に出る相撲を取りたい。番付を一つずつ上げていきます」と抱負を述べ、夏場所(5月9日初日・両国国技館)での勝ち越しを誓った。

 初土俵は4年前の春場所。師匠の松ケ根親方(元大関若嶋津)は「2年で上がると思っていたが、時間がかかった。体重があと5、6キロ増えたら幕内に上がれる」とさらなる出世を期待した。