元関脇土佐ノ海の立川親方(39=伊勢ノ海)の引退相撲が、4日に東京・両国国技館で行われた。断髪では357人がはさみを入れ、昨秋定年した先代伊勢ノ海親方(元関脇藤ノ川)が「最後の仕事」と大銀杏(おおいちょう)を切り落とした。当初は先代が在籍中の5月に予定していたが、八百長問題で延期となっていた。金星11個は歴代4位、三賞13回は7位で大関候補と言われた時期もあった。立川親方は「大番狂わせが持ち味だったので」と振り返ったが「やっとできた。延期になった後も新しい出会いがあった。悔いなくすっきり」。笑顔で第2の人生へ踏み出した。