<大相撲夏場所>◇千秋楽◇20日◇東京・両国国技館

 3賞受賞力士が決まり、14日目を終えて大関稀勢の里(25=鳴戸)とともに3敗でトップに並んだ平幕の東前頭4枚目栃煌山(25=春日野)と西前頭7枚目旭天鵬(37=友綱)が敢闘賞に輝いた。栃煌山は2007年春場所以来2度目、旭天鵬は07年秋場所以来6度目の受賞。

 8日目に横綱白鵬(27=宮城野)を破り、大関把瑠都(27=尾上)ら3大関に勝った関脇豪栄道(26=境川)が殊勲賞を初受賞した。同じく横綱と3大関を倒した小結安美錦(33=伊勢ケ浜)は、千秋楽に勝って勝ち越せば5度目の殊勲賞を手にする。

 4大関を破った平幕の東前頭2枚目妙義龍(25=境川)は2度目の技能賞を獲得した。