<大相撲九州場所>◇13日目◇21日◇福岡国際センター

 大鵬に並ぶ史上最多32度目の優勝を目指す横綱白鵬は、大関琴奨菊を上手投げで下し12勝目、1敗はただ1人となり、優勝争いの先頭に立った。

 横綱同士の一戦は、日馬富士が、鶴竜を寄り切って2桁10勝目、3敗をキープした。鶴竜は2敗目となった。

 14日目で、白鵬が勝ち、鶴竜が負ければ、白鵬の優勝が決まる。白鵬は日馬富士戦、鶴竜は琴奨菊戦。

 大関稀勢の里は、前頭4枚目魁聖を押し倒しで下し10勝目を挙げた。

 大関豪栄道は、前頭3枚目照ノ富士を寄り切りで下し5勝目。

 新関脇逸ノ城は、前頭8枚目栃ノ心を右がっぷり四つから1分を超える力相撲の末、寄り切って7勝目、栃ノ心は3敗となり、優勝争いから1歩後退した。

 人気力士の前頭8枚目遠藤は、同15枚目旭秀鵬を寄り切って勝ち越した。

 13日目を終わり、1敗は白鵬ただ1人、2敗で鶴竜、3敗で日馬富士、稀勢の里、栃ノ心となった。