大麻吸引の尿検査で陽性反応を示し、日本相撲協会を解雇されたロシア出身の元幕内露鵬(28)と元十両白露山(26)が16日、代理人の塩谷安男弁護士とともに東京・港区のロシア大使館を訪れ、経緯を説明した。同弁護士によると、約30分にわたり大使と面会。潔白を主張し、現在所有する興行ビザ更新などについても協力を求めたという。大使館側から具体的な支援の申し出はなかったというが、露鵬、白露山とも「大使から応援すると言ってもらった」と声をそろえた。

 近い関係者は「2人はこの問題が起きてから既に複数回、ロシア大使館に足を運んでいる」と話しており、報道陣に事前に知らせた今回の訪問は名誉回復のためのアピールとの見方もある。開催中の秋場所について露鵬は「十両から取組を見ている。やっぱり、寂しい」と話した。塩谷弁護士は日本相撲協会に送付した質問状の回答に納得できない場合、同協会に対して直接、解雇の撤回を求める考えを明かし、認められない場合、法的手段に踏み切る可能性を示した。