元横綱大鵬で相撲博物館館長の納谷幸喜氏(68)が26日、同職を退いた。日本相撲協会はこの日が仕事納めで、研修会に参加した後に武蔵川理事長らにあいさつ。報道陣には「寂しい思いはあるが、今後も相撲界の広告塔として、全国で講演をしていきたい。力士たちには井の中の蛙(かわず)にはならず、社会常識を守って名誉挽回(ばんかい)してほしい」などと心境を語った。