大相撲の元横綱朝青龍関(29)が24日、モンゴルから来日した。ベージュのスーツ姿で成田空港に到着すると、終始笑顔を見せたが、報道陣の質問には一切答えず。それでも、10月3日に東京・両国国技館を仮押さえしている引退相撲に関連し、「来日の目的はその準備か」の問いにうなずいた。

 師匠の高砂親方(元大関朝潮)は「まだ(元朝青龍関から)連絡はきていない。普通は力士会であいさつすることから始まるのでは」と、27日に行われる力士会以降に本格的な準備に入る見通しを示した。元朝青龍関は4月12日、約1カ月ぶりに来日したが、15日には帰国。その後、北朝鮮を訪問したことが判明したが、その質問にもうなずくだけで、詳細は語らなかった。